賃貸マンションの高気密化でカビ問題が勃発!?団地の天井や壁に生える黒カビを根本から除去して防カビリフォームでカビ対策と現状復帰する業者
高気密化によるカビ問題と
防カビリフォーム
カビ取り防カビ対策専門会社の純閃堂です。当店のカビに特化した記事をご覧いただきありがとうございます。
今回は築年数30年以上のマンション(RC造)で起こりやすい天井や壁のカビ問題について問題解決のヒントになればと思い記事にしました!
マンションの天井・壁にカビが生えた経緯
こちらのマンションはある時期に外装工事と二重サッシへの交換工事を行いました。その1年後、ビニールクロスに灰色のシミが出てきて、その半年後には天井・壁など様々な場所に黒カビが発生しました。
この画像はその時の天井の写真です。
カビが生えた原因とは?
マンション(RC造)にカビが生える原因は数多くありますが、まずは高気密化による換気不足、次に防炎ビニールクロスによる通気性不良、次に下地ボードやクロスに使われている可塑剤や糊です。
カビの生える条件は温度・湿度・栄養と言われていますが、この中で栄養はクロスに使われている「糊(接着剤)」「可塑剤」です。しかし栄養だけでは水分がないので成長できません。ここで注意しないといけないポイントは「成長できないだけで、カビは生きている」ということです。
カビはとても長寿命なので、いつでも水分が来るタイミングを待っています。※この理由があるのですべてのカビを部屋から根絶することは不可能です。1
実際に壁紙を剥がすと下地は半乾きのタオルほど湿っていました。これは古い建築方法の建物に現在の高気密を実現する設備を付けて、さらに乾燥を妨げる防炎ビニールクロスを張り付けたため内部が乾燥せず、水分を待っていたカビがここぞとばかりに大量繁殖した事例です。
よってこのような場合、カビ取りクリーニングをして防カビ剤入りビニールクロスを張り付けても、水分が溜まってしまう問題は解決していないのでカビが再発してしまいます。
実際のこの住宅では壁紙を交換しても上記画像のように1年で元通りになりました。
構造上の問題で改善できない
しかし築年数30年以上のマンションは構造上の問題で換気設備を設けられないことが多いので、このような場合は壁の内部に水分が溜まっても細菌やカビによる汚染が広がらない薬剤でコーティングが必要です。
よって対応できる業者はカビ取り業者/防カビ業者になります。内装業者に依頼した場合は、内装業者がカビ専門の会社に委託するでしょう。
経過観察
結果、このマンションでは当店の3つの技術↗で壁の内部を殺菌・防カビコーティングして防カビ剤りビニールクロスを施工して終了しました。
2020年に施工したので2024年5月で約4年間カビの再発はありません。以前別の内装業者が工事したときは1年で再発したので、現時点では4倍の効果があります。これがカビ専門として行っている「防カビリフォーム」です!カビにお困りのお客様はお気軽にご相談ください!
安心保証【1年間】
カビを専門にしている業者は数が少ないのでお客様が安心して頼めるように1年間の安心保証を準備しました!カビ問題は十人十色で様々な不安があると思いますが当店スタッフが親切・丁寧にご案内しますのでよろしくお願いします!
自分でカビを取る場合
自分でカビ取り掃除をする場合は安全を確保できるときにお願いします!「カビが広範囲に生えている」「天井に生えていてカビ取り剤がかかる恐れがある」など危険なときはプロにたかせてしまった方が安心です。
または雨漏りや漏水・浸水で、明らかに内装工事が必要なときもプロに依頼しましょう!
そして当店のカビ取り侍を使ってこのように灰色のシミが残った場合は洗剤1本では解決できない状態です!これは壁紙の裏側にカビが生えている証拠なので壁紙の表面からスプレーしても物理的に液剤が届いていないので落ちません!
このような仕上がりになってしまったときもプロに依頼をお願いします。
洗剤と掃除道具で解決できるカビ問題はカビ取り方法の総合サイトで解決
10種類以上のカビが生えた場所のカビ取り方法を掲載しているカビ取り方法の総合サイト「カビのとりせつ」です!カビ取り侍と仕上げの防カビ侍を使ったプロ並みのお掃除方法が載っていますのでご覧ください!
- ここでいう生きているカビとは目視できるカビではなく「胞子」を言います。 ↩︎