危険なカビの種類を教えてください/建物に生えるカビで有害な種類とは?家や部屋で生える危険なカビは白カビだと考えています。/よくある質問

カビ取り業者の純閃堂です!いつも当店のサイトをご覧いただきありがとうございます。

今回はお客様から相談がある危険有害なカビについて当店の視点から解説しています。食品ではなく建物に生えたカビなのでご了承ください。

部屋にカビが生えてしまって困っているのですが、危険なカビの種類を教えてください。

日本には数百種類の真菌が存在していて黒カビだけでも数十種類いると言われています。種類に応じて悪臭を出すもの、毒を出すものが違います。そのため難しい内容ではなく簡単にお伝えすると、当店が危険だと考えているカビは白カビです。

日本の住宅は壁紙、ペンキ、ベッドにしても白を基調した作りになっているものが多いです。その白い素材に大量の白カビが発生していたとしても、目視できないので見つけることができず、お子様やペットが食べてしまう恐れがあります。

食中毒が起こる原因の一つに「目に見えないこと」が関係しています。食品に虫が混入していれば目に見えるので回避できますが、カレーのように香りが強い食品に大量の細菌が繁殖していても、目視できないため食べてしまうのです。※2023年に問題となった「デスマフィン」も同様です。

このように細菌や白カビは目視できない状態で食べてしまうことが最も危険で有害と考えています。

またカビの場合は大量に繁殖するとガス状物質は放出しながら胞子を飛ばします。MVOC(微生物由来揮発性有機化合物)の一種ですが、ガス状物質や胞子も長期間吸い込み続けると呼吸器に有害です。

このことから「カビが生えていないのにかび臭い」という問題が発生した場合は、棚の引き出し裏、タンスの裏、ベッドの裏、押し入れの隅などを徹底的に調査してください。どうしても見つけられない場合はプロ業者に相談をお願いします。