カビ取り防カビ対策専門業者が使う最強クラスの防カビ剤/防カビゼロ/ハウスクリーニング業者とカビ取り業者の比較と違い

カビ取り防カビ対策専門業者の純閃堂です。関東の一部地域でカビ取り掃除から工事施工・リフォームまでトータルで修繕・対策しています!

今回はカビ専門の業者が使う防カビ剤とハウスクリーニング業者との違いを解説しています。

カビは温度25度前後の空間に栄養がある状態のときに水分(結露や湿気)が加わると急速に繁殖を開始します。そのため梅雨の時期から大雨による雨漏り、浸水のときにカビ問題が発生します。

そしてカビはある程度成長すると代謝物である「毒」を生成します。色々なカビ毒を総称してマイコトキシンと言いますが、「カビは危険ですか?」と聞かれた場合は「人・建物に有害です」という答えになります。

例えば穀類に生えるカビが生成するオクラトキシンAというカビ毒は、人に対して発がん性の可能性があるというグループに分類されています。動物実験では「腎臓」への発がん性が認められているのです。そのためカビを食べてしまう(経口摂取)ととても危険なのです。

参考文献:食品安全委員会/カビとカビ毒

また家の木材に発生する白いカビは木材のセルロースを栄養にして溶かすので建物の耐久性に影響が出ます。よって建築業界で敬遠される存在です。(詳しくはキノコ類の「腐朽菌」と言います)

ではなぜ家の中にカビが生えるのか?それは空気中に胞子が浮遊しているからです。

カビの胞子は1立方メートルあたり10~100個ほどが浮いているといわれています。土埃の多い地域・森林の近く・人の出入りが多い場所ではさらに多くのカビ胞子が浮遊していて、空気の流れに沿って簡単に建物内部に侵入できます。

その胞子が付着した部分に冒頭のような温度・栄養・水分があれば瞬く間に増殖してカビ汚染となります。よってカビ問題を解決するには「防カビ対策」が最も重要なのです!

カビ取り専門業者はカビを取る技術のほかに建物の修繕まで対応できます。例えば以下の画像をご覧ください。こちらは建物の1階にある洗面所の画像です。

洗面所の壁一面にカビが発生
壁紙の裏側にも黒カビ汚染

通常のカビは湿気の溜まる下側から徐々に上に向かって繁殖します。しかしこちらの画像の場合は上部までびっしりとカビが発生しています。このような場合、建物の上側から雨水(または漏水)が侵入しているので上側までカビが発生しています。

調査したところ2階のベランダ付近に亀裂があり、その部分から雨水が侵入していました。

  • ベランダの亀裂を補修
  • 雨水が流れた部分を殺菌
  • 壁内部と壁下地を防カビ対策
  • 仕上げのビニールクロス

カビが生えた原因は亀裂部分から雨水が入り込んだことにより栄養が豊富になって汚染が広がっているので、今回の修繕・補修で大切なことは「2」「3」です。この2つが通常のハウスクリーニング業者、リフォーム業者が所有していない薬剤での防カビ対策になるので対応できないのです。

結果的に「1」「4」だけではまだカビの栄養である水分・栄養が残っているので、空気で運ばれてくる胞子が付着して上記画像のような灰色のシミが発生します。

壁紙の裏側にカビが発生しているのでカビ取り剤では取れません。そのためもう一度壁紙を交換する羽目になるのです。

このようなことから、建物の構造的に交換が困難な部位にカビが発生しまったら防カビ剤を使ってカビから守るしかありません。

このときにハウスクリーニング業者やリフォーム店は市販で販売されている防カビ剤を使いますが、カビ取り専門業者は市販されていない防カビ剤を使います!当店の場合は以下の防カビ剤を使って対策します。

カビ抵抗性試験(JIS Z 2911)とは日本産業規格の防カビ効果を測定する試験で現在は最長で28日間の試験があります。

当店の防カビ剤は通常28日間で終了するこの防カビ試験を第三者調査機関のご協力による12倍に相当する336日間をクリアしました。※現在も試験を継続しています。※日本食品分析センター、他による試験

2024年3月には地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター様から「長期間にわたるカビ抵抗性を確認」という評価を頂きました。

掲載サイト:地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター/2023年度 都産技研活動事例集

人の健康を害し建物を腐らせるカビが弱いわけがありません。そのためカビ取り業者はとても強力な洗浄剤と抗菌剤を使ってカビを「ゼロ」の状態に近づけます。

そこでお客様から「薬剤は人体に有害ですか?」と聞かれることがありますがご安心ください。

プロは強力な薬剤でカビ対策をしたのち、十分に安全な対策(中和など)を行ってお客様に引き渡します。よって当店が扱う防カビの特許技術は35年以上経った今でも薬剤による健康被害は報告されていません。これが食品スーパーやお寿司の工場で使われる安全実績なのです。

よってカビ問題解決のカギは「防カビ対策」なのでカビ取り業者が所有している防カビ剤が強力なほど、過酷な環境でもカビの再発を抑えられるのです。